ゼミ活動記録 No.2「デザインとは何か」
いよいよゼミ活動が本格的に始動しました。今日モリタゼミで学んだことを記録しようと思います。
まずは導入から
①why それからwhat's へ
②具体性について
①について
なぜ〜だろうと考え、何回も同じ問をくりかえしているとそれはなんなのかへ結びつくということです。例えば"あの人の音楽はなぜ人を惹き付けるのか"や、"なぜ興味深く聞こえるのか"などと考えていくと"では、面白い音楽とはなにか"というWhatの方へ結びつくということ。
このことによって内省力の向上とともに自分の哲学や軸ができるため、社会が変化したり、周りと比較したりした時にぶれずにチャンスを掴める、変化に対応出来るということです。
次に②具体性について
大抵の質問の具体性のレベルは同じで返ってくるということです。行動は具体的に。。。
行動の具体性、内省力の思考性お互いをバランスよく成長することは、最終的に色々なことにアンテナを張れるようになれ、自分のチャンス、自分について気づけるようになるのかなと考えました。まだ考えが足りていないのでまたよく考えてみようと思っています。
ここから本題になります。
まず私たちは”デザインとは何か”についてこの授業を通して考えることを前提に現在のビジネス変化とサービスデザインについてのお話がありました。
授業の流れを大まかにまとめてみます。
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2017-現在 社会変化の背景として挙げられる3つの誘因とは
・デジタルトランスフォーメーション
・モノからのサービス
である。
これにより企業側は自分たちでユーザー、顧客を囲い込める体験としての価値の提供をしていくことが必要となってくる。
つまり、
→企業はビジネスの変化がもとめられる
ではそのビジネスの変化について
・サービスデザイン
・UXデザイン
が必要とされてきている
では、その社会環境の中で自分たちに身近に落とし込んだ際にできることとは観察やインタビューになる。
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という流れでした。
では先程挙げた大きな3つの変化について個別にまとめていこうと思います。
①デジタルトランスフォーメーション(DX)
デジタルテクノロジー(AI、ビックデータなど)を使って経営や事業のあり方、生活や働き方を変革することです。
身近な企業においてはUber、Airbnb、メルカリ、ZOZOなどで実際に商品や物を持たずしてマッチング、仲介、コネクトによる運営しています。
企業としてはもちろんですが個人としても情報保有者が優位になっていく社会変化なのかなと思いました。知っているだけ得すること、知らないと損すること、ネットを使えないとだんだん差が広がるデジタルデバイドなどが社会問題になることはかなり身近に出てきているとおもいます。
②モノからのサービス
今まではG‐DL(グッズドミナント)が主流で価値創造の概念(メーカーや企業がものに価値を与え顧客がそれを対価を払って購入する考え方だったのに)対し、
現在はS‐DL(サービスドミナント)の価値共創の概念(企業はユーザーが価値、体験を生むための資源提案を与えユーザーによって価値は生み出されるという考え方)に変化してきています。
先日のマーケティングの講義で
マーケティング1.0のプロダクトアウト指向型では製品が他と容易に取り換えられる製品(コモディティ化)になり、価格競争しか手段がなくなってしまう。
そのためSTP(segmentation target posiitioning)の概念を取り入れ顧客がマーケティングの中心となったマーケットイン志向、マーケティング2.0へ変化したが、顧客は企業に情報を与えられるという受動的体制であった。
それが90年代からインターネットが普及し、それを活用する形で消費者同士の交流や口コミから顧客は情報を得るようになり、エモーショナルマーケティング、経験価値マーケティング、ブランド資産マーケティングなどが求められ、マーケティング3.0に移行してきている。
ということを学びました。これを聞いていたおかげで結構お話についていくのが楽だったきがします。
実際にシャープの開発しているペットケアモニターなどがIoT(internert of things) とAIを利用したAIoTの商品として挙げられます。
これは猫の計測データをAIoTクラウドをもとに解析し、それをユーザーへフィードバックするというものです。
そのユーザーに対して猫のトイレとして商品を提供しているわけではなく、体験価値を提供していることが分かります。
また、スマートフォンでもスマートフォン自体を売っているわけではなく、アプリストアなどを全体のサービスを提供しています。
このようなサービスの提供することによってユーザーに体験してもらうのがuxデザイン
また、モノからのサービスとしてまた違った具体例として今はなくなってしまったようですがAmazonダッシュが挙げられます。
これは商品がなくなったら終わりというわけではなく、すぐボタンを押しただけで頼めるなど
売り切り型からサブスクリプション型に移行することで半永続的に収入を得ることができる仕組みです。
自動車メーカーなどは車を購入時しか大きな収入がないため、サブスクリプション型に企業を移行し、一定収入を得られる収入方法ををずっと考えていたのかなと思いました。だからこそ現在トラックなど企業側にレンタルすることはもちろんですが、私たちにもレンタカーが生まれたのかな?などと考えました。
また、下記に記載しますが将来的にトヨタのように他の自動車メーカーも自動車メーカーとしてでは無く、サービスを提供する新たな事業形態をとり、本格的なサブスクリプション型に移行していくのかと思いました。
ファイナンスとテクノロジーを掛け合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたものです。
企業が私たちの決済事業を経済圏に入れるものになります。具体的には
LINE pay、メルPAY 、PAYPAY、楽天payなどです。
例えば、楽天payは普段の生活の支払いを可視化して、個人の行動や情報を収集しています。またそれによって人気のトレンド傾向などに対応、また行動のマッピングなどから個人的に関連商品などを提案してくれたりします。
もちろん企業がその人の情報収集をし、個人の趣味嗜好に合わせて提案などをしていくことはすごいとおもいますが、私は昔から監視されているようで自分の情報収集されるサービス怖いと感じてしまいがちです。
またその事を察知しているのかGoogleはシークレットモードの検索を作っていたりしています。
そのことすら察知されているのはなんとも言い難い、、、ですが、でもいつの間にか私もLINEや、Facebook、Instagramを使っていたり、LINEpayに登録していたり、、、このまま感覚が麻痺していつの間にか情報の提供に対して無意識化し、自分も適応変化していくのだろうなっと思います。
ここで森田先生からお話があった具体例がトヨタのe-paletのお話。この話とてもワクワクしました。
忘れないようにまとめておくと、
トヨタは自動運転とIoTを関連させ、移動するサービスを提供していくということです。
伝わりますかね、、、
百聞は一見にしかず、ですので動画のリンクを載せておきたいと思います。(ただ自分が見直したいだけです)
トヨタがソフトバンクと提携したことはニュースで知っていましたが、やっとその背景をきちんと知れた気がします。
動画のようにただ動く箱がユーザーの要望によって中身が変化してそのひとのもとにたどり着きます。
これは企業や、個人にサービスを提供するものであり、自動車メーカーの範疇をこえています。自動車メーカーの在り方を変えるといっても、これを実現するためにトヨタが1から情報収集をしITに手を出してもどうしても他企業に遅れをとってしまいます。
しかしながら、情報データやAIに強いソフトバンクとの連携をすることにより事業形態を拡大させていくことができます。
大きな決断だと思いますが、変化に対応できないものは廃れていき、環境に対応するために変化していくことがもとめられるのだと思いました。
以上のように大きな社会変化はビジネスに変化を求めます。
つまり、ユーザーにどのような体験をしてもらうかを提供するUXデザイン、
利用者に価値のある、優位性のある製品やサービスを実現するサービスデザイン、
これがビジネスに求められてくるようです。
では本題のデザインとはなにか。
私の今考えたデザインとは、行動、経験、空間、ユーザーの期待に応える、目標を達成するために、生み出し、作り出し、提供するものなのかなと考えました。
難しい、、、。質問はもっとゆっくり考えようと思います。週末はまとまった時間が中々取れなそうだったのでとりあえず今日のことをぶわぁっと書き出しました。楽しかったです。また見返したいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
おわり!