ぴーちかのブログ

モリタゼミ/3期生

アメリカ領事館特別講義を受講して

こんにちは!ももかです! 

 

今回こんなにも早くブログを更新することになるとは私自身思ってもみませんでしたが、素敵な講義に参加したので忘れないうちにした事と学びを記録に残そうと思います。

 

長くなります。。。興味がある方はぜひ目を通していただけたらと思います。

 

今回私が参加したのは、2か月間福岡大学に領事の方(外交官の方など)をお招きし、オールイングリッシュの特別講義を受講するものです。福岡大学では今年が初めての取り組みであり、現在のところ西南学院大学福岡女子大学福岡大学の3大学のみで行われたとても貴重な機会でした。

 

 今日はその最終講義で領事館広報誌部のアメリカンセンターでグループごとに日本とアメリカの関係をよくするために私たち(個人、団体、国単位でも可能)が貢献できることについてグループでプレゼンテーションしたことを記録しようと思います。

 

記録するトピックは下記の通りです。

1.グループの構成について

2.私たちが考えたプレゼンテーマについて

3.実際に発表をしてみて

4.発表後の軽食会にて

この4点について今回は書いていこうと思います。

 

1.グループの構成について

 

 まず、私たちのグループ構成についてメンバーは2年生3人、3年生1人、4年生2人で合計6人の学年混合で、学科も混合ですが私ともう1人の方以外は皆さん英語学科の方でした。もともと講義自体の受講者も英語学科の方が多いため、他のグループもほとんど同じ様な構成になっています。

 

他学科、他学年、お互いに初対面の中グループ内で英語を使いながらコミュニケーションを取っていくこと。これは本当にもどかしかったです。日本語での遠回しの表現が英語では言えない上に、言いたいこともすぐに伝えられないためです。

 

しかし、だからこそお互いに相手を理解しようとするし、理解してもらうために直接的な英語表現になり、自分の言いたいことがかなりスッキリまとめられます。また、先輩後輩関係なく話すことができ、他言語を使って話したことで逆に仲良くなれたのではないかと考えました。

 

2.私たちが考えたプレゼンテーマについて

 

今回プレゼンテーションには大きなテーマがあり、それが先程記載した通り日本とアメリカの関係において私たち(個人、団体、国単位でも可能)が貢献できることについてです。

 

これがかなり大変でした。というのも発表の2週間前に

"講義外でグループごとテーマ決めて次の週までにスライド作って原稿作って提出してください。"

とのこと。

 

すぐに話にで出てきた案としては留学でした。ただ学生に馴染みやすいテーマにしやすい分、他のグループとの差別化が問題点でした。観光に目を向けてみたり、経済に目を向けてみたりなど視点を変えて見て考えました。

 

(ここからのテーマ設定はifを前提に都合のいい世界を前提に話している大学生の雑談と思い温かい視点で見ていただければと思います。)

 

ちなみに没にした経済の視点から考えた私の案は

「対外直接投資の面で日本にアメリカ企業を誘致する。」というなんかそれらしそうで全然現実的でない案。

 

対外直接投資で上手く回るのは先進国と発展途上国であり、先進国同士であるにも関わらず日本にアメリカの企業を誘致するという考え。

 

{我ながら浅い、、、浅すぎる!!!

何故こんなにも浅いのか、まず知識の浅さ、安直さが原因です。1+1=2みたいな答えでなんでも解決できるならそもそも解決しているだろうという話です。}

 

でもここから日本にアメリカ人の雇用作るメリットあるのかな?という疑問があがり、調べてみることにしました。

 

ここでアメリカの雇用で正規雇用が少ないことに注目しました。

実際使ったスライドを載せようとおもいます。

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2008年を境に急激に非正規雇用が増えています。また、グラフの左横にはアメリカの雇用の特徴について書いています。

 

もし、日本にアメリカ人の雇用が出来れば高齢化社会外国人労働者の受け入れを必要としている日本にはバンザイ。アメリカ人にとっても正社員としての受け入れがあれば福利厚生を得られる。そしたらアメリカ人も日本に興味をもってくれるし、日本ももっと身近にアメリカに興味をもてるのではないかという仮定。

 

ここで日本がアメリカに比べM&Aが進んでいないことに注目し、M&Aならば従業員や、システムを合わせてそのまま利用できるのではないかという仮定。

 

{ここで甘くなってしまった原因として、M&Aするにしても、日本の雇用で今足りていない分野は建築関係の労働者や、福祉の分野のため、アメリカと日本の関係で従業員者数を増やせるのかということです。

ではなぜこれをそのまま利用したか、それは私が経営学科であるにも関わらず、M&A以外の解決策が思いつかなかったためです。班の方には申し訳なかったです。大反省。

後半に記載してますが、ジェトロなどを知っていたらもっと深く詰めて話せることが出来たのではないかと考えます。

なぜその時点で意見を出せなかったのか考えたのですが、やっぱり情報量、インプットが足りておらず、まず頭に入っていないから思いつかない。 アウトプットするためにはまずインプットを充実させなければならないということが身にしみました。先日書いた数字的インプットもそうですが時間を自由に使える今こそ多くのことを知ることに時間を費やしていこうとおもいます。}

 

話はそのままアメリカと日本で雇用を生み出すということで進めることとなり、雇用を生みだすならインターンシップ制度が相互関係にあればいいよねという案が出ました。

 

調べてみるとアメリカは一括採用というものがなく、大学3年生から長期インターンシップを行いそのまま就職する学生が約6割のようです。また、インターンシップに来た学生を受け入れたいと考えている雇用主が約7割だそうです。

それなら、留学インターンシップ枠を設け企業が雇用を生み出せばいいのではないのか、という一連した繋がりが出来ました。

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実際に作った一連の図

 

(少し論点がズレますが、これ日本にもこの雇用体制取り入れられそうですよね。2年後から一括採用だけではなく通年採用も実施ですし、だんだんアメリカ型の即戦力が求められる能力主義になっていくのかも知れません。)

 

正直、かなり爪が甘い、理想像だと思います。ただ理想がないと叶えることは出来ないぞ!などと言ってこの提案を発表することとなりました。

 

 

3.実際に発表してみて

この案を実際に発表してきました。会場はこんな感じです。f:id:ysok_mmk:20190530015236j:image

次の日がG20という忙しい中、今まで来てくださった外交官の方が集まって下さりました。

発表後にQ&Aなどが軽くあり、他の班もかなり面白い話が沢山ありました。

 

ここで私は発表する時に緊張を全然していなかったつもりなのに話しながら自分の手が震えたことに驚きました。会場が寒かったことも一因かも知れませんが、どうやら私は人前に立つことに緊張するようです。

 

また、プレゼンテーション中ですごいなと思う人はまず原稿を持ってませんでした。英語を日本語のように巧みに使っていました。ここで自分と何が違うのか他の班のプレゼンテーション中ずっと考えていました。立ち振る舞い、ジェスチャーなどももちろんありましたが、大きく違うのは原稿をまず覚えていないということです。

 

大体大まかな喋ることは決めておいて、自分の思い、考えをその場でただ喋る。英語を日本語かのように使いながら喋る。原稿を読むものだけでは全然伝わらないし、自信があるように見える。めちゃめちゃ欲しいスキル。。。

 

あと確実に違うのはボキャブラリーの多さ、それによるコミュニケーション力の向上もあるのだなと感じました。

すっごくいい刺激をうけたなぁ、、、。

同じ講義を受けた友達とスピーキング力練習するぞ!!ってなって今友達と私は共通言語が英語になりつつあります。中々楽しいのでオススメです。

 

4.発表後の軽食会にて

 発表後は軽く軽食会が開かれ、外交官の方や、領事館広報誌部のインターンシップをされている学生さんや、アメリカンセンターの留学支援を行われている方、一緒に講義を受けたメンバーと共に話せる時間がありました。

 

 ここで私がかなりお話したのが、広報誌部でインターンシップされている他大学の4年生の方です。彼女は短期で英語圏の国に4ヶ所ほど行かれてアメリカを長期留学に選び、実際にアメリカでインターンシップも経験されたそうです。聞けば聞くほど凄い方でした、、。

 

留学することで価値観が変わるから行った方がいいよーっと仰られていました。間違いない。海外が好きな私としてこの意見は合意してます。

 

そこでふと疑問になったので、どうしてアメリカに長期留学したのかを聞きました。

すると、"日本で私は個性的と言われることが多かったが、アメリカではそんなこと1度も言われなく、多様な価値観を受け入れてもらえる環境がとても生きやすかった。"と仰られていました。

日本では文化生活が同じ分、大きな違いがない、皆が人と同じであることを求める、ことに対し能力主義、多文化社会のアメリカは確かに自由な国なのかもしれないなと考えました。

 

また、彼女が経験されていたインターンシップもかなり面白く、日本貿易振興機構JETOROのようなことをされていたらしいです。

 

(ちなみにJETOROとは日本の貿易の発展・拡大のために活動している機関です。また、海外企業に日本のマーケット情報を提供したり、日本に誘致したりすることなど日本へ投資してもらうための機関でもあります。これを発表前にもっとよく調べていたらもっと現実的になったのではないかと後悔しています。。。ただ、また1つ新しいことを知れて良かったです。プラス思考!)

 

彼女がしていたインターンシップの内容は、アメリカの中小企業をメインに日本の商品をアメリカ企業に仕入れてもらう情報提供かつ企業同士のやり取りだったそうです。

 

めちゃめちゃたのしそうですよね!!!

 

どんなやりがいがあるのか知りたかったので、なにが大変だったかと聞いてみました。

"ちょっとしたことだけど日本の企業がつけた商品名だとアメリカ人にとっては発音することが難しい名前を一部変えることでも、日本の企業はその名前に思い入れがあって変えるのは簡単には行かない。だけど逆に日本のものの良さを伝えられる時にかなり楽しく、やりがいがあった"

ということでした。私は華道をしているのですが、日本の伝統文化とか、商品を海外へ輸出することもかなり面白いのだろうなと考えながらわくわくしました。

 

また、将来何になりたいかあるの?と聞かれたので、自分が実際に学生の頃に欲しかったなと思っていた留学支援やら、ずっと幼い頃に憧れていた航空関係で業務企画職などに興味をもっていると伝えました。

しかし、今回彼女と話してみたことで貿易に携わって貿易営業事務をして行くこともいいなと思いました。

 

なんともふわふわ!!

 

正直、恥ずかしながら私は私のことがまだよく分かりません。何が自分にあっているのか、適性診断や、自己分析などをしてみてもまだ自分のことがあやふやです。

 

ただ今上げたように海外に興味を持っていることは共通しているようです。それが将来、海外に旅行で行くのか、仕事に就くのか分かりませんが、私が海外に興味があることは確実に認められそうです。

 

とりあえずアメリカ行きたくなりました。

よし、夏休みNYに1週間行ってきます!おわり!