ぴーちかのブログ

モリタゼミ/3期生

ゼミ活動記録No.4 最悪な旅について考える

今回は最悪な旅について考えるワークショップを行いました!

早速ですが講義の流れを記録し、それから感じたこと、考えたことをまとめていこうと思います。

***

最悪な旅を考えるにあたって


☆ユーザーへの共感
☆リフレーミング
(状況をどう捉えるかので別のものの見方をしていくこと)

この2つはデザイン思考をもとになるとのこと。

その説明の後に自分達で実際に旅のストーリーをつくります。

それを他の班と共有し、他の班の考えたストーリーをユーザーの共感、リフレーミングを意識して新たなサービスを提供する


また、最後に自分の最悪な旅について考えてみてね。

***

というのが大まかな流れでした。

では細かくまとめていこう思います。


まず設定を考える際に大切なポイントは5W1Hを元にストーリーをつくること。
まず、嫌なことをぶわぁーと 付箋にあげてみたものです。

ここで作った2つの骨組みがこちらです。


いや、どんな設定、、、すごく悲惨、、

それから考えたストーリーは2個目の案を採用して付箋で出した案を付け加えて作っていきました。

実はもうこれ、もう失敗、、、

ストーリーはなんとも盛りだくさんな嫌なことのオンパレード、、、
ですが加えていけばいくほど、もちろん、全部嫌だけど何が結局一番嫌なのか。
これがプラスプラスしていくとひろく薄くなって問題に対する深みがでません。


つまり、何が1番最悪なのかきちんと明らかにしないといけません。
そうでないとユーザーに提案した際に共感を得にくいためです。


確かに自分に置き換えた際に、色々いい情報があっても、情報が多すぎると何が良さなのかわからないなっておもいました。


組み合わせることでもちろんいいこともあるけど。分かりにくくなること、分散すること、多くの条件が必要になること。それは全体的にうすく、共感を生みにくくなること。これをきちんと理解して組み合わせる時は使っていかないといけないなと感じました。



ここで他の班の考えた最悪な旅についてのストーリーをもとにリフレーミングをしてみました。
ほかの班の考えたストーリーはこちら

ここで私たちが注目したのは一番嫌なのは予想と違う汚いホテルで過ごさなければいけないことだと考えました。

じゃあそれをどうしたらいいか?

課題解決思考だとVRで部屋を見れればいい。
確かに。でもそれでは面白くないし、他企業もすんなりと思いつくでしょう。そこでリフレーミングを活用します。

まず考えついた意見がじゃあその部屋をいかに映させるか選手権。

でも、それをしてもユーザーがなにか得るものがないと嫌だよね。

じゃあその汚いホテルから帰ってきて何を得られるか。。。


そこで考えついたのがこの案です。

これは日常に対して不満や退屈さ、また生きていて絶望感などを抱いている方々をターゲットに、汚いホテルの部屋にずっと滞在してもらうというツアーを実施するものです。

これを経験した後に普段の生活を送ると部屋が綺麗で過ごしやすいことや、天気がよく空が青い、道端に綺麗な花が咲いていたなどに対して幸せを感じることができるというもの。


これは散々な旅をいかにプラスにできるか考えて出来上がったものです。

私はいつも物事を考える際にその原因を解決しようと考えてしまいます。ですが、別のものの見方、リフレーミングをすることで、マイナスをそのものをらプラスにすることができ、差別化にも繋がって行くのだなと考えます。


では今回のお題の私の考える最悪な旅とは。


今日は待ちに待った旅行の日。
天気よく、晴天で絶好の旅行日和である。
行きたいところも沢山考えて、用意もバッチリだ。
ただシンプルに体調が悪い。身体がだるく動けないのだ。最悪だ。
結局、約束を断り、一日中寝ることになってしまった。


これをリフレーミングして考えたのがこれになります。

自己ケアのサービス

疲れが溜まっている人をターゲットにこのサービスを行います。

これは自室の空間をリゾート地のような演出をプロジェクションマッピングを施し、風や音などをつけ、避暑地で休んでいるかのような空間をつくります。

それは自然の中の気持ちのいい空間。そこできちんとした休息をとってもらう。休息をとれることは最高の贅沢であり、動けないことをプラスにとらえられないかと思い考えたサービスです。



なんだか同じようなものをまた考えてしまった感じがしますがどうでしょうか。まだまだ思考の幅が狭いのかなと感じます。共感性、リフレーミングをいかに自分に取り込めるかが今回得られるスキルのようです。



これは企業のビジネスモデルを考える際にも大きく関わってくると思います。


例えばソーシャルインパクトボンドのように公共事業はお金がかかるという仕組みを覆す成果報酬に対してお金を支払う発想だったり、

逆に佰食屋のように年収を600万と決めたらそれ以上稼がず私生活を充実させることに重点を置いた逆転の発想を考えつくのかなと。



昨日のCSの方も仰っていましたが、日常の色んなところに対して疑問を抱く、当たり前を疑ってかかる。そのことで思考が柔軟になるのかなと思います。それが自分にどう活きてくるかわ分かりませんが、してそんな事はないので取り組んでいこうと思います。


当たり前は当たり前じゃない。そう考えるとなんだかわくわくしますね。



たくさん考えるぞ、、、!



おわり!